速報
Oracle、Portal Softwareを買収
Oracleは通信業界向け決済/収益管理ソフトメーカーのPortal Softwareを、公開買い付けにより約2億2200万ドルで買収する。
米Oracleは4月12日、通信/メディア業界向け決済/収益管理ソフトメーカーのPortal Softwareを公開買い付けにより約2億2200万ドルで買収する計画を発表した。
PortalではOracleを基盤としたオブジェクト指向アーキテクチャの決済/収益管理ソフトを提供しており、固定電話、携帯電話、ブロードバンド、CATV、VoIP、IPTV、音楽、ビデオといった全通信サービスの課金と管理が可能。
Oracleでは同社の買収を通じ、通信/メディア業界向けアプリケーションの強化を図り、初の通信業界向けエンド・ツー・エンドのパッケージ型エンタープライズソフトスイートを提供する計画。
Portal SoftwareはOracleのグローバルコミュニケーション事業部として運営される。Portalの世界営業/サービス/マーケティング上級副社長、バスカー・ゴルティ氏が同事業部責任者に就任し、現CEOのデイブ・ラブダ氏は同事業部のCTOとなる。
関連記事
- Oracle決算、42%の増益
- Oracle、スウェーデンのHotSipを買収
Oracleは通信インフラソフトを手掛けるHotSipを買収、ミドルウェアとキャリアグレード通信インフラの強化を図る。 - Oracle、オープンソースデータベースのSleepycatを買収
オープンソース企業数社の買収交渉を進めていると報じられていたOracleが、Berkeley DBで知られるSleepycat Softwareの買収を発表した。
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.