米IBMが4月18日発表した第1四半期(1〜3月期)決算は、売上高が207億ドルで前年同期比10%の減収、継続事業の利益は21%増の17億ドル、1株利益は27%増えて1.08ドルとなった。
売上高は、Lenovoに売却したPC事業を除外すると前年比で横ばい(為替調整後は4%増)となる。
グローバルサービス部門の収入は1%減って116億ドル。ハード収入は32%減少して46億ドルとなったが、PC事業を除外すると3%の増収となる。
ソフトウェア収入は2%増の39億ドル。WebSphere、DB2、Tivoli、Lotus、Rationalなどのミドルウェアが6%伸び、特にWebSphereシリーズは26%の増収となった。OS収入は12%減少した。
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米IBMの10〜12月期決算は、売上高が前年同期比12%減、継続事業の利益は、年金関連の一時経費を除外すると34億ドルとなり、前年同期から19%の増加となる。
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