ソニーは4月20日、今夏に発売を計画しているレンズ交換式一眼レフデジタルカメラ(DSLR)のブランド名を「α」に決め、全世界で展開すると発表した。コニカミノルタからシステムを継承するとともに、親しまれてきたブランド名も活用する。
「α」についてソニーは「ギリシア文字の1文字目で『始まり』、また『最重要』という意味を持ち合わせ、ソニーが新たにDSLR事業に参入する意志とコニカミノルタがフィルム時代から培ってきた『αマウントシステム』に対する信頼感などを表現した」としている。
ソニーが発売を計画しているDSLRは、世界累計1600万本を出荷したαマウントレンズを装着可能。ソニーの電子技術と「CyberShot」のノウハウ、コニカミノルタのメカトロ技術を融合する。
同日、αブランドのWebサイトをオープン。内容は随時アップデートする。
関連記事
- コニカミノルタ、カメラから撤退 ソニーが「α」を継承
デジタル化が加速させた優勝劣敗の原則は名門を撤退に追い込んだ。コニカミノルタは、不振のカメラ・フォト事業から完全撤退。「αマウント」はソニーが継承し、同マウント準拠のデジタル一眼レフカメラを発売する計画だ。
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.