松下電器産業は4月21日、PC内蔵型Blu-ray Disc(BD)ドライブ「LF-MB121JD」を6月10日に発売すると発表した。オープン価格で、実売予想価格は10万円前後。
1層25Gバイト、片面2層50Gバイトの記録再生に対応し、追記型の「BD-R」と書き換え型の「BD-RE」に最大2倍速記録が可能だ。DVD-RAMとDVD±RW、CD-R/RWへの記録もサポートする。インタフェースはATAPI。対応OSはWindows 2000/XP。同時に1層と2層のBD-R、BD-REメディアもそれぞれ発売する。
月産台数は1万台。同社予測によると、BDドライブの国内アフターマーケット規模は今年は1万5000台にとどまるが、2007年には33万台へと急拡大する見通し。PC向けHD映像ニーズの高まりに伴い、大容量記録が可能なBDドライブ市場も成長するとみている。
製造はパナソニック四国エレクトロニクスが行う。同社はハーフハイトタイプとスリムスロットタイプを、パナソニックコミュニケーションズがスリムトレイタイプを生産し、PCメーカー向けに今月から順次出荷する。
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