Intel、メッシュネットワーキングのZensysに出資

メッシュネットワーキング技術のZ-Waveを手掛けるZensysにIntelが戦略出資した。Intelのデジタルホーム構想に沿ったアプリケーション普及を目指す。

[ITmedia]

　メッシュネットワーキング技術のZ-Waveを手掛けるZensysは4月25日、Intelから戦略的出資を受けたと発表した。両社協力してZ-Wave技術開発を加速させ、家電への採用促進を目指す。

　Z-Waveは低価格で相互運用性を備えたRFベースのメッシュネットワーキング技術で、大手家電メーカーの無線ホームコントロール／オートメーション製品に採用されている。対応製品開発のためのZ-Wave AllianceにはIntelをはじめ約125社が参加している。

　「ワイヤレスホームとエンターテインメントコントロールはデジタルホームの未来にとって重要な役割を果たす。Z-Waveは相互運用性、製品化上のメリット、信頼性、低コストにおいて大きな可能性を秘めている」とIntelは説明。Zensysとの関係を通じ、Intelのデジタルホーム構想に沿ったサードパーティー製Z-Waveアプリケーションの普及を目指す。