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USBの互換性高めたMac版Parallels Workstationのβ6が公開
Mac版Parallels Workstationの最新βでは、USB機能が改善された。
米国のParallelsが開発しているMac用仮想化ソフトParallels Workstation 2.1 for Mac OS Xの最新公開βであるβ6が4月30日にリリースされた。一部のUSBフラッシュしかサポートしていなかった前回のβ5よりも互換性を高めたβ6では、PDA、USBマスストレージ、デジカメ、スキャナなどに対応を広げた。
β6ではこのほか、Shared Folders機能がWindows 2000で利用可能になり、ホストのみのネットワーク機能の改善、ビデオ解像度のカスタマイズ機能、Image Tool機能の追加、Autoupdateの導入が行われ、いくつかの不具合がフィックスされている。
なお、最初に公開されたβ6(リリース番号が2.1.1812.5)ではAirMacのネットワークでアドレス解決をしないという問題があったが、数時間後にアップロードされた新版β6(リリース番号が2.1.1812.7)ではフィックスされている。
また、Parallels Workstationおよびそれ以外の仮想化ソフトの仮想マシンファイルを圧縮し、動作を高速化するためのソフト、Parallels Compactorが正式名称をParallels Compressorと変更し、Release Candidate(リリース候補)へとバージョンを進めた。Mac版、Windows版、Linux版が用意されているが、価格は未定。
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