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DARPAロボットカーレース、次回は都市が舞台に

Grand Challengeの2007年大会は、前回の砂漠から一転して、都会のコースが舞台となる。交通規則に従い、ほかの車の流れを乱さずに自動制御カーを走行させることが必要となる。

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 米国国防総省高等研究計画局(DARPA)が主催するロボットカーレース「Grand Challenge」の2007年大会要綱が発表された。前回までは砂漠地帯のコースが舞台だったが、今回は初めて都市の交通をいかに切り抜けるかが課題となる。

 第3回目となる次回大会は2007年11月3日に開かれる。都市に設定された60マイルのコースで、交通規則に従い、ほかの車の流れを乱さずに、混雑する交差点を切り抜け、障害物を避けながら自動制御カーを走行させることが必要となる。

 6時間以内に完走した入賞者のうち、優勝者には200万ドル、2位は50万ドル、3位は25万ドルの賞金がそれぞれ贈られる。

 DARPAは発表資料で「Grand Challenge 2005では自動制御車両で長距離を走行して目的地に到達できることが実証された。この成果を受け、ロボット業界は都市の限界の範囲内で車両を運行させる課題に取り組む準備ができていると確信している」と述べている。

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