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SanDiskのメモリカードでNFC決済機能提供
PhilipsのSmartMXチップをSanDiskのTrustedFlashメモリカードに組み込んで、携帯電話でNFC技術を使った決済ができるようにする。
SanDiskとPhilipsが提携して、PhilipsのSmartMXチップをSanDiskのTrustedFlashメモリカードに組み込み、近距離無線通信規格の「Near Field Communication」(NFC)に対応させると発表した。
NFC対応の携帯電話は非接触リーダーにかざすだけで決済が可能になり、バスや電車の改札で切符代わりに利用できる。
SanDiskはWireless Dynamicsと手を組んで、NFCに対応していない携帯電話向けに「FC SDiDアダプタ」を提供する。これはSanDisk TrustedFlashカードとSmartMXを組み合わせたプラグ&プレイ式のSD/miniSD NFCアダプタとなり、携帯電話に挿入するとNFCトランザクションが利用できるようになる。
SmartMX技術を組み込んだTrustedFlashカードは、OEM向けにmicroSDカードのフォーマットで提供中。SanDiskでは試験プログラムを開始しており、商用提供開始は2007年になる予定。
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