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MS、次期版IMの公開β版をリリース
これまで限定的にテストされていたMSN Messengerの後継バージョン「Windows Live Messenger」のβ版が一般公開された。
米Microsoftは5月8日、MSN Messengerの後継版「Windows Live Messenger」の公開β版を全世界でリリースした。Windows Live Ideasサイトからダウンロードできる。
Windows Live Messengerは外観が刷新されているほか、お気に入りのサービスにワンクリックでアクセスできるツールバーや以下の機能が盛り込まれている。
- Windows Live Call with Verizon Web Calling
「Windows Live Call」はPCからインターネット経由で一般の電話と通話する機能。Verizon Web Callingサービスを介してこの機能を利用し、低料金で市内電話、長距離電話、国際電話をかけられる。このサービスは既に米国、英国、ドイツ、フランス、スペインで提供されており、来週オーストリア、ベルギー、フィンランド、アイルランド、イタリア、オランダでも開始される。
- Windows Live Messenger対応コードレス電話
Windows Live Call機能を利用して電話をかけられる電話機がUnidenやPhilipsなどから8日より販売される。
- Windows Live Contacts
Windows Live MessengerではWindows Live Contactsを使ってコンタクト情報を常に最新の状態にできる。ユーザーは自動的に更新したいコンタクト情報を選択することができる。この機能はWebメールサービスの「Windows Live Mail」やブログサービスの「MSN Spaces」からも利用できる。
- アドレス情報の統合:Windows Live Messengerから統合されたコンタクトリストにアクセスでき、すべてのコンタクト情報を閲覧して検索できる。またコンタクトリストの上限が600件に拡大された。
- 共有フォルダ
Windows Live Messengerウィンドウにファイルや写真をドラッグ&ドロップするだけで、それらのデータをほかのユーザーと共有できる。
- オフラインIM
オフライン状態のユーザーにもIMを送ることができる。オフライン時に送信されたIMは、そのユーザーがオンラインになったときに届けられる。
- ビデオチャット
Webカメラとブロードバンド回線を使って、全画面でビデオを表示しながら会話できる。
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MSN Messengerの後継となる「Windows Live Messenger」には、メンバーリストの強化やタイムスタンプ、電話との通話機能などの新機能が加えられている。
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