ソフトバンクが5月10日発表した2006年3月期連結決算は、経常利益が274億9200万円(前期は452億4800万円の損失)、純利益が575億5000万円(同598億7100万円の損失)と通期で黒字転換を果たした。
売上高は1兆1086億6500万円(前期比32.5%増)、営業利益は622億9900万円(前期は253億5900万円の損失)。営業キャッシュフローも578億600万円のプラスに転換した。
ブロードバンドインフラ事業で、ARPU向上や顧客獲得費用の削減などで営業損益が約744億円改善し、約207億円の営業黒字に転じた。
今期業績見通しは「為替と株式市場の影響を大きく受けるため現時点では予想は困難」として公表していない。
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