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レコード14社、ISP3社を提訴 不正アップロードユーザーの身元開示求め
ファイル交換ソフトを使って音楽ファイルを不正アップロードしているユーザーの氏名などの開示を求め、レコード会社14社が同日までにISP 3社を東京地裁に提訴したと発表した。
日本レコード協会(RIAJ)は5月16日、会員のレコード会社ら14社が、ファイル交換ソフトを使った音楽ファイルの不正アップロードで著作権を侵害されたとして、ユーザー19人の身元情報開示を求めてISP 3社を同日までに東京地裁に提訴したと発表した。
RIAJによると、各社は昨年12月から2月にかけ、プロバイダ責任制限法に基づきISP 3社に対し不正アップロードユーザーの氏名や住所などの開示を求めた。だがISP側は「裁判所の判断によらずに発信者情報を独自判断で開示することは控える」としたため、提訴した。
同じ時期の発信者情報開示請求で8人の情報が開示されており、レコード会社と損害賠償支払いの交渉が行われる予定という。
昨年には、開示された情報をもとに交渉した7人が平均45万円の損害賠償を支払うことで和解している。
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