米Hewlett-Packard(HP)は5月17日、世界85カ所にあるデータセンターを統合し、米国3拠点の大型センター6施設に集約する計画を発表した。
統合後は、アトランタとテキサス州ヒューストン、オースティンのそれぞれ2施設でHPのITインフラ運営に当たる。
この6施設では同社のIntegrityサーバ、BladeSystemサーバ、OpenView管理ソフト、StorageWorksネットワークストレージを使い、リモートからの管理を可能にする。データセンター冷却のための空気の流れを最適化する冷却技術も導入し、公益費の最大25%削減を目指す。
データセンター統合により、IT部門の機動化と全社的な情報供給態勢の強化を図り、今後数年でIT経費を約10億ドル削減する一助とするとHPは説明している。
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