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セブン&アイ、電子マネーで複数規格に対応 POSレジ設置へ
新型POSレジで、セブン&アイの独自カード「nanaco」のほか「QUICPay」など複数規格に対応する。「Edy」や「Suica」など全規格への対応を目指す。
セブン&アイホールディングスは5月18日、複数の電子マネー規格に対応した新型POSレジを、グループ店舗に設置すると発表した。今秋から来春にかけて導入する予定で、世界初の試みとしている。
POSレジに、松下電器産業製マルチリーダー/ライターを搭載した。セブン&アイが独自発行する「nanaco」に加え、JCBの「QUICPay」などFeliCaに対応した複数規格の電子マネーで決済できる。
「Edy」や「Suica」「iD」「スマートプラス」など全方式への対応を目指しており、それぞれの事業者と交渉を開始したという。おサイフケータイへの対応も進める(→詳細記事)。
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