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Intel、Dual-Core Xeon 5100を6月出荷
Intelは新プロセッサ「Dual-Core Xeon 5100 series」を6月に出荷する。各社の搭載サーバを使ったベンチマークでは「競合を上回る」記録的な性能を発揮したとIntel。
米Intelは5月23日、Intel Coreマイクロアーキテクチャを基盤とした新プロセッサ「Dual-Core Xeon 5100 series」(コードネームWoodcrest)のベンチマークで記録的な結果が出たと発表した。従来のデュアルコアXeonに比べてパフォーマンスが最大で125%強化され、「競合するx86ベースアーキテクチャ」の性能も60%上回ったとしている。
Intelではサーバ用プラットフォーム「Bensley」(コードネーム)とワークステーション用の「Glidewell」(同)向けのプロセッサとして、3月にDual-Core Xeon 5000 series(コードネームDempsey)を出荷済み。
5100 seriesはこれに続くプロセッサとして6月に出荷予定。消費電力は最大で65ワットとなり、「システムレベルの消費電力はわれわれが期待した以上」(同社)としている。
5100 seriesの搭載サーバは主要メーカーから投入され、Intelによれば、Dellの「PowerEdge 2950」、Fujitsu-Siemensの「PRIMERGY RX200 S3」、HPの「Proliant ML 370 G5」、IBMの「System x3650」のベンチマークでそれぞれ記録的な性能を発揮した。
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