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外部ストレージ市場、1〜3月期は10.3%増加
IDCによると、外部ディスクストレージシステム工場販売額は前年同期比10.3%増の42億ドル。シェアはEMCが首位を維持している。
調査会社IDCが6月2日発表した統計によると、1〜3月期の外部ディスクストレージシステム世界市場は工場販売額が前年同期比10.3%増加して42億ドルとなった。
ディスクストレージシステム市場全体では同6.7%増の58億ドルとなり、出荷容量は51.5%増えて627ペタバイトとなった。
外部ディスクストレージ販売額に占めるシェアはEMCが依然トップで21.8%。HPが17.9%、IBMが12.0%でこれに続き、4位は8.2%のDellと8.1%の日立が実質タイとなっている。
ネットワークディスクストレージ市場(NASとオープン/iSCSI SANで構成)は15.4%伸びて28億ドルとなった。ネットワークストレージ市場全体のシェアはEMCの28.7%を筆頭に、HPが19.3%、IBMが10.7%となっている。上位5社の中ではNetwork Applianceの販売額が前年比で24.4%増、IBMが22.6%増で最も大きな伸びを示した。
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IDCによると、2005年10〜12月期の世界外部ディスクストレージシステム工場販売額は前年同期より17.9%増え、ディスクストレージシステム市場全体では13.1%増となった。
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