米AMDと米Transmetaは6月5日、AMDが新興市場でTransmetaの特殊版Efficeonを販売することで独占契約を結んだと発表した。
この特殊な「AMD Efficeon」プロセッサは、Microsoftの新技術「FlexGo」に合わせて設計されたもの。FlexGoは、プリペイドカードなど都度払い方式でPCを利用できるようにする技術(5月22日の記事参照)。
AMDは「2015年までに世界人口の50%がインターネットを利用できるようにする」という「50x15」構想を掲げており、FlexGoとAMD Efficeonの組み合わせはこの構想を促進すると述べている。
AMD EfficeonはFlexGoを実装した初のハードに採用され、FlexGoベースの初のCPUになるという。同製品は現在、ブラジルで実施中のFlexGoの2度目のトライアルで利用されている。
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