Google VideoのDRM付きコンテンツがMacで視聴可能に
Google Video PlayerがユニバーサルバイナリでMacに対応した。Google Notifier、Google Earthに続き、3本目のMac対応ソフトになる。
Googleのビデオ共有サイトであるGoogle Videoのコンテンツを視聴するためのスタンドアロンプレーヤー、Google Video PlayerがMacに対応した。これにより、Google Video Storeの有料コンテンツをMacで再生できるようになった。
GoogleはこれまでGoogle Notifier、Google EarthをMacに対応させており、Google Video Playerは3番目のMac対応アプリケーションになる。このほかのMac用ソフトウェアとしては、Mac OS Xの純正ミニアプリケーション環境であるDashboardウィジェットが3種類公開されている。
Mac版Google Video PlayerはMac OS X v10.3.9以上、16Mバイト以上のビデオメモリを持つグラフィックスカード、1GHz以上のプロセッサを必要とする。ユニバーサルバイナリで、PowerPC、Intelの両プロセッサに最適化されている。
Google Video Playerは、アプリケーション内の検索窓からキーワードを入力すると、ブラウザで検索結果を表示。開いているムービーは、サムネール表示でシーン移動が可能で、フルスクリーンモードも備える。
Mac版Google Video Playerの登場により、Google Video Storeで購入したDRM付きコンテンツの再生がMacで可能になった。Macユーザーはこれまで、Google Videoをブラウザ上で見ることはできたが、DRM付きコンテンツの視聴はできず、有料コンテンツの再生はWindowsでのみサポートされていた。
Google Video Storeでは、「CSI」「Star Trek Voyager」「Deep Space Nine」をはじめとするテレビ番組、映画などが販売されている。ただし、一部コンテンツは地域制限がかけられており、日本からのアクセスはできない場合がある。
Macに対応したDRM付き動画コンテンツでは、iTunes Music StoreのFairPlayを使った番組以外はほとんど存在しておらず、それ以外の大部分がWindows MediaのDRMを使ったものだ。
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「Google Video Store」では「スター・トレック」などのテレビ番組や「魔界転生」などの長編映画がダウンロード購入できる。テレビ番組とミュージックビデオはiTMSと同じ1.99ドル。
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