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4Gバイトの新規格「SDHC」カード 松下「動画撮影もSDで」
松下電器産業は、SDメモリーカードの新規格「SDHC」に対応したカードとDVカメラを発表した。SDHCは、容量4Gバイト以上に対応した規格だ。
松下電器産業は6月8日、SDメモリーカードの新規格「SDHC」に対応したカードとDVカメラを発表した。SDHCは、容量4Gバイト以上に対応した新規格で、動画や音楽など大容量が必要とされる機器向け。対応カードの発売は業界初となる。
従来の規格では最大容量が2Gバイトだったが(一部メーカーが発売した4GバイトSDカードは規格に準拠していない)、新規格は最大32Gバイトに対応する。ファイルシステムが変更されており、従来のSDカード対応機器では読み書きできない。
SDHC対応4Gバイトのカード「RP-SDR04GJ1K」(実売予想価格3万円前後)は7月25日発売、SDHC対応DVカメラ「SDR-S200」(同10万円前後)は7月8日発売。同社は「カードとカメラを合わせて、長時間の動画撮影を楽しむAVライフを提案していく」としている。
松下は従来から、SDカードを中心としたコンテンツ流通を提案してきており、薄型テレビ「VIERA」やDVDレコーダー「DIGA」、デジタルカメラ「LUMIX」などには、従来型のSDカードスロットを搭載してきた。今後発売される機種には、「基本的にはSDHCスロットを搭載していく方向」(同社広報センター)としている。
SDHCには、6月7日に発表された日立マクセルのリーダー/ライター「UA20-SDMSXD」も対応している(関連記事参照)。
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