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業界団体が3G携帯の普及促進プログラム
携帯電話事業者の業界団体GSM Association(GSMA)は、3G携帯の普及促進を目的とした「3G for all」プログラムを実施する。
携帯電話事業者の業界団体GSM Association(GSMA)は6月13日、先進国と開発途上国の両方で3Gマルチメディアサービスと携帯からのネット利用の普及拡大を図る「3G for all」プログラムを発表した。
今後数カ月かけて、3G携帯の製造コストを引き下げるための共通条件をGSMAの作業部会で設定。携帯電話メーカーの間でこの共通条件に沿った3G携帯の設計を競わせ、選ばれた携帯をGSMAで認定してプログラムに参加しているキャリアが広く採用する。
プログラムはHutchison Groupがスポンサーとなり、10月にシンガポールで開かれる3GSM World Congress Asiaで詳細を発表予定。
GSMAでは過去にもエントリーレベル携帯の価格を30ドル以下に引き下げることを目的とした「Emerging Market Handset」(EMH)プログラムを実施。同プログラムで選ばれたMotorolaは、2005年の立ち上げから2006年末までに、2000万台のEMH携帯出荷を見込んでいる。
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