イタリアンなモバイルノート「FlyBook」日本上陸
イタリアを中心とした欧州で人気という台湾DialogueのモバイルノートPC「FlyBook」が日本に上陸した。スタイリッシュなデザインと携帯性、ワイヤレス通信機能を売りに、国内のビジネス需要を取り込む狙いだ。
イタリアを中心とした欧州で人気という台湾DialogueのモバイルノートPC「FlyBook」が日本に上陸した。第1弾製品を6月20日から順次発売する。
ラインアップは、A5サイズの「V33i」とA4サイズの「VM」の2機種。スタイリッシュなデザインと携帯性、ワイヤレス通信機能を売りに、国内のビジネス需要を取り込む狙いだ。
V33iは、A5サイズで重さ1.23キロのミニノート。SIMカードスロットを装備し、UMTS(W-CDMA/TD-CDMA)/HSDPA/GSM/EDGE/GPRS通信に対応した。現時点では国内キャリアは対応しておらず、国内のW-CDMA網を利用するには、海外のSIMカードを購入してNTTドコモやVodafoneにローミングする必要がある。
ディスプレイは感圧式タッチパネル機能を備え、ペンや指で直接入力可能。ヒンジを中心にして180度回転し、Tablet PCのような使い方もできる。OSはWindows XP Home Edition/Professionalで、Tablet PC Editionではない。7月4日発売で、価格は26万8800円(税別)から。
A4サイズのVMは、可動式のディスプレイアームを装備した点が特徴だ。飛行機の機内など狭い場所でも、ディスプレイを使いやすい位置に調整できる。6月20日発売で、価格は21万6000円から。
(→詳細なスペックは関連記事参照)
6月14日に都内で開かれた発表会はファッションショー形式。イタリア人の女性モデルがV33iを手に取って歩き、スタイリッシュなデザインをアピールした。同社のジャック・リーCEOは「われわれは日本市場を重視している」と強調し、近く国内に日本法人を設立、商品開発やマーケティングなどを行っていく方針を明らかにした。
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