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「iPodがZEN特許侵害」問題でITCが調査開始
Creative TechnologyがApple Computerに特許を侵害されたと訴えている問題で、米国際取引委員会が調査開始の方針を決めた。
Creative TechnologyがApple Computerに特許を侵害されたと訴えている問題で、Creativeは6月14日、米国際取引委員会(ITC)が調査開始の方針を決定したと発表した。
Creativeではいわゆる「ZEN特許」(米特許番号6,928,433)をiPodに侵害されたとして5月に苦情申し立てを行っており、ITCではこれに基づいて調査する。ZEN特許はCreativeの携帯メディアプレーヤーであるNOMADとZENのほか、AppleのiPodとiPod nano、iPod miniのユーザーインタフェースもカバーしている、というのがCreativeの主張。
ITCの調査は担当の行政法判事が証拠調べの審問を開いた上で違反があったかどうかについて仮判断を下し、その後ITCでこの判断について検討する。最終決定は通常、調査開始から12〜15カ月で言い渡されるという。
CreativeはITCへの訴えと並行して、Appleを相手取った特許訴訟を起こしており、Appleがこれに反訴したとの報道もある。
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