楽曲の音楽傾向をデータベース化し、好みの曲だけを流すことができるサービス「Pandora」に6月16日、アーティストや楽曲の特徴を詳しく知ることが可能な検索機能が追加された。
Pandoraは2005年8月に公開された音楽サービスで、Music Genomeプロジェクトの研究に基づき、音楽の特徴を解析して、選択した楽曲に近い傾向を持つ曲を次々に流していくオンラインラジオを提供する。
最初は有料会員のみだったが、現在では会員制の有料サービスと、Web広告が入った無料サービスの両方を提供している。
Backstageでは、アーティスト、楽曲を検索すると、アーティストプロファイル、類似の音楽的傾向を持つアーティストが紹介され、楽曲の試聴も可能。
例えば、ローリング・ストーンズの「悲しみのアンジー」を検索すると、「フォークの影響」「アコースティックリズムピアノ」「ストリングスアンサンブル使用」「マイナーキー」「悲痛な歌詞」といった楽曲の特徴と、類似した傾向の曲も表示される。
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