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KDDI情報流出、他ISPのIP電話ユーザー1900人分も
KDDIから流出した399万6789人分の情報に、他ISPのIP電話ユーザーの情報と、同社の法人顧客の情報が一部含まれていたと明らかにした。
KDDIの小野寺正社長は6月21日の定例会見で、DIONのユーザー情報流出事件に言及し、流出した399万6789人分の情報に、DION以外のユーザー情報と、同社の法人顧客の情報が一部含まれていたと明らかにした。
新たに流出が発覚したのは、同社がISP経由で提供しているIP電話サービスのユーザー1892人分と、同社の法人顧客997件分。個人情報の流出内容はDIONのものと同じで、氏名、住所、連絡先電話番号と、一部は連絡先メールアドレス、性別、生年月日が含まれていたという。
対象ISPは複数あり、ISP名は明らかにしていないが「050番号のユーザー」という。該当のユーザーには、ISPと共同で謝罪文などを送付する方針。法人顧客に対しては、同社の営業担当者から説明・謝罪する。
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