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Claria、アドウェアの削除を勧告
かねてからアドウェア事業からの撤退を表明していたClariaはGAINソフトのポップアップ広告表示をやめ、サポートも打ち切ると表明。今すぐアンインストールするようユーザーに勧告している。
アドウェア配信企業のClaria(旧Gator)は、GAINブランドのポップアップ広告表示を7月1日で中止し、GAIN対応ソフトのサポートは10月1日ですべて打ち切ると発表した。ユーザーのコンピュータにあるGAINソフトは今すぐアンインストールするよう勧告している。
GAINソフトがインストールされている場合、7月1日以降はGAINブランドのポップアップやポップアンダー広告は表示されなくなるが、それ以外が配信するポップアップ広告などはその限りではないという。
ユーザーがアンインストールしない限り、Web利用などに関するデータ収集は9月30日まで継続するが、Clariaがサポートを打ち切った後は、GAINソフトが適切に機能しなくなる可能性があるという。同社ではサイトでアンインストールのやり方を紹介している。
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