ソニー傘下でブロードバンドコンテンツを配信するAIIは6月27日、インターネット経由でHD動画のダウンロード配信に対応する事業者向けホスティングサービスを始めた。
ネット動画配信はほとんどがストリーミング形式だが、回線状況によっては映像が途切れるなどの問題がある。ダウンロード方式なら、動画ファイルをユーザーのPCに直接落として快適に視聴できるが、トラフィック負荷などから敬遠されがちだった。
新サービスでは、大容量バックボーンに直結した独自の配信システムを活用することで対応。料金は、6Mbpsの2時間映画を38本公開できる200Gバイトのディスク容量で月額100万円(初期設定料10万円)と比較的安価にした。著作権管理システムなどはオプションとなる。
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日テレはAIIの動画コンテンツ配信基盤や課金システムを活用し、日テレのドラマやバラエティ、ニュース番組などを有料でブロードバンド配信する計画だ。
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