ジャパン・デジタル・コンテンツ信託(JDC信託)は、複数の映画を運用対象にした金融商品「シネマ信託〜製作者ファンド第1号〜」の募集を始める。
「あずみ」のセディックインターナショナルなど映画製作4社の作品をファンドに組み入れて運用する。4社は著作権などをもとにした信託受益権をファンドに売却することで製作資金を調達。劇場公開やDVD販売などの収益からファンドが受け取った分を投資家に分配する仕組み。
募集は三菱UFJウェルネスマネジメント証券を通じて行う、申し込み単位は1000万円以上1000万円単位の予定。手数料は3.15%(税込み)。申し込み期間は7月18日〜8月21日、運用開始は8月22日の予定。信託期間は約4年間。
関連記事
- 5社の作品を対象に「シネマ信託」・個人から投資募る
JDC信託は、「NANA」「下妻物語」などで知られる映画製作会社など5社の作品を運用対象とした「シネマ信託〜製作者ファンド第1号〜」を組成し、個人投資家向けに募集を始める。複数作品を対象にすることで“当たりはずれ”リスクを減らした。
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.