楽天と全日本空輸(全日空)は7月12日、国内旅行に関する新会社「楽天ANAトラベルオンライン」を共同出資で設立すると発表した。
新会社の資本金は9000万円。出資総額は7億円で、楽天が50%、全日空が40%、ANAセールスが10%出資する。
新会社は、旅行パッケージ「ANA楽パック」を10月から、「楽天トラベル」上で販売する。全日空の1日約900便分の航空券と、楽天トラベルとANAセールスが契約する約2万件の宿泊施設やレンタカーを、ユーザーが組み合わせて購入できる。
楽天とANAは2004年7月から、ポイントプログラムの相互交換サービスで業務提携している(関連記事参照)。
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