Microsoftは8月の月例パッチ配布に関する問題を修正した。同社セキュリティ対策チームが公式ブログで明らかにした。
同社が修正したのはMS06-034に関する2つの問題。1つは、パッチを当てても再度パッチが自動アップデートから提供されてしまうというもの。
もう1つは、Windows Server 2003 SP1のパッチ適用がユーザーの知らないうちに失敗した場合でも、パッチの再提供が行われなかった可能性があるというもの。IISがASP.dllというファイルを使っている最中にパッチをインストールした場合、適切にインストールされたように見えても、実際は適用されていないとMicrosoftは説明している。
いずれの問題も対処済みで、広範囲に影響するものではないという。2番目の問題はユーザーが気付かないものであるため、MicrosoftはすべてのWindows 2003 SP1ユーザーに更新の検出を再度実行するよう勧めている。
関連記事
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.