Windows Live Toolbarの正式版リリース
正式版はフィッシング対策、ウイルス対策などのセキュリティ機能が組み込まれ、Webページに記載された住所一覧をまとめて地図上に表示することが可能。
米Microsoftはブラウザアドインツール「Windows Live Toolbar」の正式版をリリースした。フィッシング対策、ウイルス対策などのセキュリティ機能や、Webページに記載された住所を地図上に表示できる機能が組み込まれている。
Windows Live ToolbarのSmart MenuでWebページ上のテキストをハイライトすると、プレビューウィンドウで地図や天気予報、株価などの情報にアクセスしたり、Windows Live Messenger経由でインターネット電話をかけることができる。例えば住所をハイライトすると、地図/地域情報検索サービスのWindows Live Localで地図を表示することが可能。
新機能のMapボタンでは、Webページに記載されている複数の住所をプレビューウィンドウ上の地図に同時に表示することが可能になった。例えばホテルの一覧ページに記載された住所をいちいちコピー&ペーストしなくても、Windows Live Localの地図上にまとめて表示することが可能。
アドインツールの「Onfolio」ではWebで見つけた画像やテキスト、Webページなどをキャプチャして、電子メールやブログで共有できる。
このほか、ツールバーのボタンを自分の興味のあるテーマやWebサイト用にカスタマイズできる機能、検索窓にキーワードを入力している途中で想定されるキーワードを提案してくれるサジェスト機能などが盛り込まれている。
利用するにはWindows XP/Server 2003/2000とInternet Explorer 6以降が必要。
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