ニュース
「ファンムービーは削除するな」――LucasfilmがYouTubeに要請
「スター・ウォーズ」ファンが作成したオリジナルのパロディー動画などがYouTubeから削除されたことに対し、Lucasfilmが再掲載を要請した。
YouTubeに掲載されていたスター・ウォーズ関連のファンムービーやパロディー動画が削除された問題で、米Lucasfilmの公式ブログが「不当に削除されたコンテンツをすべて戻すよう」要請したことを明らかにした。
「Lucas Online」ブログによれば、Lucasfilmはファンが作成したスター・ウォーズの偽物動画やパロディーがYouTubeから削除されているという報告を受けた。ファンコミュニティーに対し、これはLucasfilmからの要請に基づいたものではないと説明している。
これは、starwars.comのサイトから許諾なしで素材を使った映像を削除するようにとの要請を誤解したものだろうと同ブログは推測している。
このブログのコメント欄では、実際に自分のファンムービーがYouTubeから削除されたという投稿者が「Lucasfilmのファンに対する姿勢には再度感銘した」と再掲載されたことに感謝の意を表明している。
関連記事
- JASRAC、YouTubeに削除要請 ACCSも「対策を検討」
JASRACは、YouTube上に公開されている、JASRAC管理楽曲を含む動画の削除要請に乗り出した。ACCSも、会員企業が権利を持つコンテンツについて、YouTubeへの削除要請を検討する。 - YouTubeのビジターが1週間で75%増
- 「極楽とんぼ」加藤さんの謝罪動画、YouTubeから削除
- YouTube、著作権侵害で提訴される
アニメやバラエティ番組なども多数投稿されているYouTubeが著作権侵害で提訴された。YouTubeは、提訴を受けてただちにYouTubeサイトから作品を削除し、この訴訟は成立しないとしている。
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.