米AMDは8月4日、ウガンダの学校向けに3つのプログラムを開始したと発表した。2015年までに世界人口の50%にインターネットへのアクセスを普及させることを目的とした、同社の「50x15」戦略の一環となるもの。
これらプログラムは、ウガンダ政府、NEPAD(New Partnership for Africa's Development)などと共同で行う。NEPADはアフリカのすべての教育機関にITツールを配布するプロジェクトを展開中。AMDはまず、このNEPADのプロジェクトの第1段階となる数校でのコンピュータ環境の導入をサポートする。既に対象となる教師へのトレーニングも実施した。
「インターネットへのアクセスを持つ人が全体の1%に満たないウガンダで、このプロジェクトは大きな前進といえるものだ」とAMDの副社長、グスタホ・アレナス氏。
このAMDとNEPADの共同チームには、Cisco、Microsoftなども参加している。
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