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Intel、未来のマルチコア/マルチスレッド技術者育成で大学と提携

米国内外の45大学に専門知識や資金、トレーニングなどを提供。対象大学を今後も拡大していくという。

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 米Intelは8月7日、米国内外の大学と提携して、マルチコア/マルチスレッドに対応できる技術者の育成プログラムを実施すると発表した。同社の技術がシングルプロセッサからマルチコア、マルチスレッドへと進化する中、こうした新しい技術に対応できる技術者の育成が重要と認識した。

 このプログラムでIntelは、同社の専門知識、資金、開発ツール、トレーニングなどを大学側へ提供し、マルチコア/マルチスレッドといった新しいコンセプトを、大学側と共同でコンピュータサイエンスのカリキュラムに組み込んでいく。カーネギーメロン大学、ジョージア工科大学などの米国有名大学のほか、ブラジル、中国、インド、ヨーロッパなどの45大学が参加し、2006年秋学期に最初のコースがスタートする。Intelでは、2007年以降、さらに数百校に上る大学の参加を見込んでいる。

 Intelでは、2006年末までに、同社が出荷するサーバ、PCプロセッサの75%がデュアルコアになると見ており、さらに4コア、8コアなども視野に入れているという。

 プログラムの詳細は、同社サイトで確認できる。

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