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Sprint Nextel、4Gワイヤレスネットワーク構築でIntel、Motorola、Samsungと提携
モバイルWiMAX技術を使った4Gネットワークを構築、2007年中のサービス開始を目指すという。
米Sprint Nextelが、モバイルWiMAX技術を使った第4世代(4G)ブロードバンド・ワイヤレスネットワークの構築計画を発表した。ネットワークインフラへの設備投資を行う一方、米Intel、米Motorola、韓国Samsungと共同で、モバイルWiMAX対応チップセットの開発も行う。
Sprint Nextelは、4Gネットワークに同社の2.5GHzの周波数帯を使用、これにより米国内の主要地域の85%をカバーできるという。2007年中のトライアル市場での稼働開始をターゲットに、2007年に10億ドル、2008年に15〜20億ドルに上る設備投資を予定している。2008年には1億人がサービスを利用できるようになる見通しで、以降もネットワークの拡大を図っていく。
Sprint Nextelでは、現在3GのCDMA/EV-DOネットワークの構築を進めている。MotorolaとSamsungの両社は、3G/4G両方に対応できるマルチモードデバイスを開発することで、4Gネットワーク以外でのサービスもサポートしていくという。
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