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Google、携帯用ソフト会社を買収、Picasaチームに吸収

顔認識技術を持つ米企業がPicasa開発チームに加わった。

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 米Googleは8月15日、米国の携帯用ソフトウェア企業であるNeven Visionを買収したことを明らかにした。Google公式ブログによれば、Neven Visionのチームは写真ソフトウェア/サービスのPicasaに合流したという。

 GoogleはPicasaで写真をWebのように簡単に検索できるよう改善することを目指しており、共通の目的を持つNeven Visionのチームと一緒に仕事をしている、とPicasaのプロダクトマネジャーであるエイドリアン・グレアム氏がブログで明らかにした。

 同ブログによれば、Neven Visionは写真から自動的に情報を引き出す技術に優れており、写真に人物が含まれているかを判断できる技術を持つという。将来的には人や場所、物を区別できるようになり、親しい人物の写真だけをまとめることが可能になるかもしれない、とグレアム氏は説明。ただし、現在の製品にはこれらの技術はまだ組み込まれていない。

 Neven Visionはロサンゼルスに本社を置き、日本にも支社を持つ。日本企業ではNTTドコモ、NEC、シャープ、東芝に技術を提供している。

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