「mixiミュージック」的Google Music Trendsがスタート
Google Talkの音楽ステータス機能を使い、「利用者が聴いている音楽」の統計データが公開された。
米Googleは8月16日、Google Talkの新バージョン(1.0.0.96)をリリースした。リクエストの多かった、ファイル転送とボイスメールがWindows版Google Talkに加わったほか、もう1つの追加機能である音楽情報ステータスを使った「Google Music Trends」が公開された。
iChat、Yahoo! Messengerなどが先行し、mixiでも取り込まれている「音楽ステータス」機能が、Google Talkでも利用可能になった。Google Talkのステータス欄で、「Show current music track」が選択でき、これを選択すると、自分が現在聴いている音楽が、接続されているGoogle Talkチャット仲間に表示される。音楽アプリケーションはiTunes、Yahoo! Music Jukebox、Windows Media Playerなどに対応。自分の音楽ライブラリに登録されていない、ストリーミングラジオの曲にも対応している。
この音楽情報は、オプトインによりGoogleのサーバにも送られ、ジャンル別、国別の統計情報となって「Google Music Trends」として掲載される。「Google Music Trends」に掲載されている楽曲やアーティストをクリックすると、Googleの音楽検索のリザルトページにリダイレクトされ、そこから歌詞を表示したり、iTunes Music Storeなどの音楽サイトで楽曲を購入することができる。
Google Talkのファイル転送機能はP2P方式で、ファイルサイズやファイルタイプの制限はない。Windows XPではファイルタイプ別にデフォルトアプリケーションを設定できる。ボイスメール機能は、チャット相手が不在のときに、電話のボイスメールのようにメッセージを残すことが可能。録音したメッセージはメールに音声ファイルとして添付され、相手に送付される。
Google TalkはWindows 2000とWindows XPのみに対応。MacとLinuxユーザー向けにはJabber互換のほかのIMクライアントを推奨している。
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