日本とスウェーデンの合弁会社Sony Ericssonは8月29日、オープンソースコミュニティーのEclipseにアドインプロバイダーとして参加することを発表した。
Eclipseプラットフォームは、アプリケーションや統合開発環境(IDE)のほか、様々なツールの開発に役立つよう設計されており、Java、C/C++に対応している。
Sony Ericssonでは既に幾つかのプラグインを公開。スマートフォンのP990やM600でサポートされている同社のJava CDCプラットフォームとEclipse IDEとを統合したり、Eclipse IDEから同社製の端末のJava Application Managerをコントロールすることが可能になっているという。同社のEclipse対応のツールやプラグインは、Webサイトで無料公開される。
Eclipseには、既に米Oracle、日立、富士通などが参加している。
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