「Vistaを使って2カ月たつが、一番気に入ってる機能」──マイクロソフトの担当者がこう話すWindows Vistaの新機能が「プレゼンテーションの設定」だ。
モバイルPCを出先などに持ち運び、PowerPointでプレゼンテーションをする時に最適な状態を設定しておき、プレゼン時には切り替えて利用できるようにする。PCを一定時間操作しなくてもスタンバイ状態に入らないようにし、システム通知もオフに。さらにスクリーンセーバーのオフやサウンドのボリューム設定に加え、壁紙も「ビジネス上まずくないもの」(同社)を選んでプレゼンの時だけ変更するように設定できる。
通常モードとプレゼンモードの切り替えは、プロジェクタとの接続で自動的に行ったり、ノートPCのみに提供されるVistaの新機能「モビリティセンター」から行える。
モビリティセンターは、液晶ディスプレイの明るさや電源状態の監視、無線LAN機能のオンオフなど、ノートPCでよく使う機能を集約したパネル。8種類の機能を収納でき、PCの搭載機能などに応じてOEMメーカーによるカスタマイズもある程度は可能という。
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発売予定のWindows Vistaでは、新電源管理機能「スリープ」が加わる。「スタンバイ」と「休止状態」を併用するもので、特にデスクトップでは「スイッチオン」ですぐ使える家電的な利用スタイルを普及させたい考えだ。
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