米半導体メーカーのFreescaleに、買収話が持ち上がっている。9月11日にロイター通信が報じたところによると、買収に名乗りを上げているのは2つの非公開投資会社グループ。1つはBlackstone Group、Carlyle Group、Permira、Texas Pacific Groupから構成されており、もう1グループのメンバーはApax Partners、Bain Capital、Kohlberg Kravis Roberts、Silver Lake Partners。提示金額は160億ドル以上といわれる。
後者のグループの4社は先月、Philips Electronicsの半導体事業部門の過半数株式を購入することで合意した5社のうちの4社。
Freescaleは元Motorola傘下で、2004年7月に分離独立した。現在でも同社の主要半導体供給先の1つはMotorolaである。
Freescaleは9月11日にプレスリリースを発表、買収の話し合いが行われている事実を認めた。ただし、相手先などの詳細は一切明らかにしていない。
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