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ICANN、米商務省との関係継続を「歓迎」
ICANNは米商務省が今後も同団体との関係を継続、ドメイン名システムの監督を続けるとの意向を「歓迎する」とのコメントを発表した。
登録可能なドメイン名を決定する非営利団体ICANNは9月21日、前日に情報通信担当の商務次官補代理ジョン・クヌアー氏が「インターネットのドメイン名システム管理において、民間主導の指南役としてICANNとの関係を継続していく」と述べたことについて、「歓迎する」というコメントを発表した。
ICANNのポール・トゥーメイ事務総長は、ドメイン名およびシステムの安定と安全のためには、ドメイン名システム管理機能を民間に移行すべきと商務省が考えているのは明らかだと述べ、「ICANNは今後もその目標達成を目指す」と述べた。
また商務省の支持のもと達成した目標を列挙、同省との関係良好ぶりを強調した。
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