同人誌即売会・コミックマーケット準備会代表でマンガ評論家の米沢嘉博さんが10月1日、肺がんのため死去した。53歳だった。
米沢さんは熊本県出身。明治大学在学中から批評活動を始め、1980年からコミケ代表を務めた。主な著書は「戦後少女マンガ史」「戦後SFマンガ史」「戦後ギャグマンガ史」など。
準備会によると、7月に入院して治療を続けていた。9月30日にはコミケ準備会代表の退任が発表されていた。
関連記事
- どう守る? クリエイターの著作権
クリエイターにとって著作権とは何かを考えるシンポジウムが開かれ、牧野二郎弁護士は、著作者の権利を弱める方向で著作権法を改正すべきと主張。写真家などクリエイター陣は、著作権法が彼らを十分に守っていない実態を訴えた。
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.