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Nokia、フィンランド版“モバイルSuica”の試験運用スタート
NFC対応のNokia携帯を、公共交通機関の切符として利用する試験運用が、フィンランドの都市で行われる。
フィンランドNokiaの携帯電話を、公共交通機関の切符として利用する試験運用が、フィンランドの都市タンペレで行われることが10月5日の発表で明らかになった。近距離無線通信規格の「Near Field Communication」(NFC)に対応した携帯電話Nokia 3220を使用する。携帯電話を切符代わりに使用するほか、履歴の確認、残高確認も携帯電話で行えるようになる。
Nokiaは、スウェーデンTeliaSoneraやフィンランドTietoEnatorと共同で、携帯電話を切符やパスとして利用するためのサービス事業体を設立している。TeliaSoneraはワイヤレスデータ転送やユーザーインタフェースを、TietoEnatorはWebサービスを主に開発する。
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