米HPは10月12日、ジョン・ホーク氏を10月11日付で副社長兼最高倫理責任者に任命する人事を発表した。同社の顧問弁護士が任命されるまでの間は、会長兼CEO(最高経営責任者)のマーク・ハード氏に直属する。
ホーク氏はAT&Tの弁護士などを経たのち、1993〜2006年5月まで、米NCRで上級副社長や顧問弁護士を務めた人物。
ホーク氏は、情報漏えい問題に関する調査を外部の弁護士とともに行うほか、今後に向けたガイドラインの作成などを行う。
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一度スキャンダルを起こせば企業イメージの回復は非常に困難だ。そうしたリスクを避けるために、倫理担当役員を採用するというのも1つの方策だ。
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