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Unisysベルギー法人、欧州委員会の「オープンソースリポジトリ」プロジェクトを主導
オープンソースのアプリケーションやコード、利用法などの情報を、各国の行政担当者が共有できるようにするプロジェクトを、Unisys Belgium率いる企業連合が落札した。2007年にサービス開始予定だという。
欧州委員会が計画しているプロジェクト「Open Source Observatory and Repository(OSOR)」を、米Unisysの子会社であるUnisys Belgiumが主導することになった。Unisysが10月11日に発表した。
OSORは、オープンソースリポジトリのプロジェクト。オープンソースのアプリケーションやソフトウェアコード、アプリケーションの利用法やライセンス、契約書類に至るまで、オープンソースに関する情報を加盟各国の行政関係者が保管・共有する場とすることを目的としている。また、各国の行政担当者が、オンライン購買や電子IDカードフォーマットなどの共同開発などを行うことも検討。行政当局のコスト削減などの効果を期待しているという。
プロジェクトは、Unisys Belgiumのほか、欧州の大学や調査会社などが参加している企業連合が落札した。まず年内にOSORのフォーマットを決定し、2007年後半にサービスを開始する予定。
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