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ドロップシッピングで“レッスン動画”販売
無料のレッスン動画サイトを運営している企業が、国家資格受験講座の映像コンテンツを、ドロップシッピングの仕組みを使って11月末から販売する。
カルチャースクール運営や無料レッスン動画サイト「unself」を展開するMtc Vision(千葉市)は、国家資格受験講座の映像コンテンツを、ドロップシッピングの仕組みを使って11月末から販売する。
ドロップシッピングとは、ブログなどで、売り主が在庫を持たずに商品を販売できる仕組み(関連記事参照)。同社の糸久雄大社長は「ドロップシッピングを利用すれば、ブロガーが商品を販売してくれるため、広告宣伝費が不要。ニッチなコンテンツも欲しい人に届けられる」と語る。
販売するのは、行政書士や保育士、宅地建物取引主任者などの受験講座。約12時間分のコンテンツを、原価1万円で提供する。来年末までに130講座をラインアップする予定だ。
また、7月にβ公開したレッスン動画サイト「unself」では、料理や語学、ビジネスなどさまざまな講座の動画を無料で閲覧できる。レッスン動画のコンテンツは、今年12月から半年間、1カ月ごとに1500本ずつ増やしていきたい考え。その後は増加ペースを速め、1カ月あたり2000本増やしていく。
同社は、レッスン動画をユーザーが投稿する「unself Light」も9月から公開しており、すでに約600本を超えるレッスン動画が集まったという。
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