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Sprint、「EV-DO Rev.A」サービスをサンディエゴで開始
Sprintが、EV-DO Rev.Aサービスをカリフォルニア州サンディエゴで開始した。2006年末までに、さらに20都市でサービスを導入するという。
米Sprintは10月24日、カリフォルニア州サンディエゴで「EV-DO Rev.A」サービスを同日開始したと発表した。Sprint Power Visionサービス加入者は、即時EV-DO Rev.Aが利用可能となる。
同社はまた、2006年末までに、ボストン、ラスベガス、ロサンゼルス、ニューヨークなど20都市でも順次サービスを導入する。EV-DO Rev.A導入により、上りの通信速度は現在のEV-DOによる50〜70kbpsから300〜400kbpsとなる。下りは400〜700kbpsから450〜800kbpsへと高速化する見込み。2007年第3四半期までには、Power Visionネットワーク全体をEV-DO Rev.Aへ移行する計画という。
また、EV-DO Rev.Aへの移行に合わせ、11月初めに、Nobatel Wireless製造のモバイルブロードバンドUSBモデム「U720」を発売する。同モデムをノートPCのUSBポートに差し込めば、Power Visionネットワークにワイヤレス接続することができる。価格は249.99ドルだが、Sprintと2年間のサービス契約を結べば、最低49.99ドルで入手可能。
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