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Seagate、ハードディスクレベルでデータを暗号化する新技術開発

Seagateが、ハードディスクドライブ内のデータを自動的に暗号化し、保護するセキュリティ技術を開発した。

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 米Seagate Technologyは10月30日、ハードディスクのドライブレベルで、ソフトに依存せずにデータを暗号化し、保護する技術「Seagate DriveTrust Technology」を開発したと発表した。

 新技術を採用したハードディスクは、一般のハードディスク同様簡単に設定、利用できる。セキュリティは自動的に機能し、データを暗号化して保護するため、特別の設定は不要。ユーザー認証のためのパスワード設定程度で済む。ハードウェアベースであるため、ソフトウェアによるセキュリティシステムと異なり、更新やパッチなどの必要がない。またユーザーはセキュリティの存在を意識せずに、通常通りにハードディスクを使用することができる。

 Seagateはまず、DVR向けハードディスク「DB35」シリーズに新技術を採用。2007年第1四半期には、同技術を採用したノートPC向けハードディスク「Momentus 5400 FDE.2」を発売する計画。紛失したり盗難にあった場合でも、このハードディスクに他人が勝手にアクセスすることはできない。

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