コニカミノルタホールディングスは11月2日、2007年3月期の連結業績予想を修正し、純利益が460億円になると発表した。前回予想は300億円だった。カラー複合機や液晶偏光板用保護フィルムなどが好調に推移しているため。
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修正後の予想は、売上高が1兆60億円(前回予想比260億円増)、経常利益は900億円(同200億円増)。
情報機器事業、オプト事業などの主力製品が計画通り順調に推移している上、当初前提から円安傾向になったことも追い風に。フォトイメージング事業撤退に向けた影響も想定範囲内で収まるなど、中間期の業績が予想を上回ったため、下期見通しも見直した。
配当予想も修正し、期末10円(年間10円)とする方針。前期は無配だった。
同社が発表した2006年9月中間期の連結決算は、売上高が4940億円(前年同期比4.6%減)、営業利益が463億円(同17.4%増)、経常利益が449億円(同27.3%増)、純利益が225億円(前年同期は35億円の損失)だった。
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