ボットやワームに感染したシステムの数が急増していると、SANS Internet Storm Centerがサイトで報告した。
SANSによると、攻撃検知システムのDShieldに記録されたソースIPの数が、10月中旬から急増した。DShieldにはファイアウォールで拒否されたパケットのソースが報告される仕組みになっており、その大半はボットネットを形成しているか、ワームに感染しているシステムが占める。
1日当たりのソースIPの数は過去数カ月間、100万前後で推移していたが、10月18日から突然、160〜180万に急増した。これと同時期にスパムの数も激増しているとSANSは指摘。はっきりした根拠はまだないが、タイミングから見て関係があることが疑われるとしている。
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