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Apple、顧問弁護士にIBMのローゼンバーグ氏を起用
ストックオプション関連で会計上の記載に違反が判明したAppleが、新しい顧問弁護士にIBM顧問弁護士のドナルド・ローゼンバーグ氏を起用する。
米Apple Computerは11月13日、ドナルド・ローゼンバーグ氏を上級副社長兼顧問弁護士に任命したと発表した。ローゼンバーグ氏は、スティーブ・ジョブズCEOの直属となる。
ローゼンバーグ氏は、米IBMで上級副社長兼顧問弁護士を務めた人物。30年以上にわたりIBMの法務関係の職に従事した。特に株式関係、知的財産、独禁法などに関する問題に詳しく、米証券取引委員会(SEC)や米国司法省などとの接触も多く経験しているという。
Appleでは10月に、ストックオプション付与関連の会計上の記載に違反があったと発表しており、今後ローゼンバーグ氏は、Appleのこうした問題の法的処理も主導することになる。
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