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Google Mapsにも「クリック1つで電話」機能追加
レストランやお店の情報を検索し、アイコンをクリックすると自動的に電話をしてくれる無料サービスが、米国のGoogle Mapsで利用できるようになった。
レストランやお店をGoogle Mapsで探したら、クリック1つで直接電話――米Googleは11月16日、Google Mapsに「Click-to-Call」機能を追加、米国内でサービスの試験運用を開始した。同様のサービスは、Windows Live Searchでも既にβ運用を開始している。
Google Maps上では、検索した店や企業の電話番号の横に、「call」というリンクか電話アイコンが表示される。ユーザーがこれをクリックし、自分の電話番号を入力すると、Googleのシステムがユーザーに電話をかけ、企業側の番号とユーザーをつなぐという仕組み。ユーザー側の電話には企業の電話番号が表示されるが、企業側にはユーザーの電話番号は表示されない。
Click-to-Callによる通話料金は無料だが、ユーザーが携帯電話を利用している場合には、通常の通話料金が加算される。また、このサービスは「広告」ではないため、企業側にも無料で提供されるが、利用状況は検索ランキングとは無関係。サービスは、ユーザー、企業とも米国内の場合に利用できる。
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